冷たい手で触れてみる 縺れた指 絡まって
いつだってそうだね 言葉は必要な体温さえ奪って
冬の匂い 途方もない空 耳に残る微かな響き
怯えてた 目の前に広がる果てしない世界に 立ち竦む 眩暈の彼方へ
奏でて、音を 今にも張り裂けそうな歌 届けて、この手からこぼれ落ちぬように
裏切るような速さで 高鳴っている鼓動
君は笑っていたね 僕は気づかないふりをしてた
フィルムにも、キャンバスにも 描けない景色があるよ
やさしくなれたら君に逢いに夜を駆けるよ 戸惑うことなんて 何もない
走りゆく頬の熱さ、呼吸する喉の冷たさを 刻んで、今だけは決して忘れないで
鮮やかに色染める 目覚めの朝、白銀(しろがね)の虹 震える両手で抱きしめて
本当は焦がれてる 誰より遠くて近いから
愛しい、いとおしい 絶対に離さない